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2009年11月24日

1パーセントもある!

[ 生活に関すること ]

今朝、車での移動時間、ラジオで聞いたある女性の話にふと聞き込んでしまいました。 

女性は、20代前半の学生時代に白血病と診断され、自らも医師をされていた父親や家族も死を宣告されたに等しい当時の環境の中で、ご本人や両親は涙に沈む日が多い中、渡米中のお姉さんが当時、アメリカで始まり出した骨髄バンクの活動を調べ、帰国し、自暴自棄になりがちなご本人を励まし・時に叱りながら、ドナーを探していたそうです。

通常、骨髄液は両親と子供は型が一致しにくいので一般的に最も可能性が高いといわれる兄弟つまり姉でも一致せず。一般の方からの提供も得られない状況で最後の頼みで母親を調べたところそれが万に一つの確立で一致した。

しかし、既にそれまでに病状も進行し、医師団のほとんどの方は、治る可能性は1パーセントくらい。

1パーセントの可能性しかないから辛い思いまでしてやらなくても・・・それがほぼ一致した見解だったようです。

当然、医師でもある父や、提供者である母も本人でさえもそう思い始めていたとき、そのお姉さんが先生方に  「1パーセント も 可能性があるのら是非やって下さい!」と強く訴えたそうです。

結局、その意見が取り入れられ治療のかいあって、その女性は白血病が完治し、骨髄バンクを日本で立ち上げ、組織の代表者として活躍されているようです。

命を守る、諦めない気持ちが人や環境、運命までを変えたというお話だと思います。

ゼロから1を生み出す。そんな仕事が出来たら良いな・・・。

ラジオから心のビタミンを頂き、感謝!

                                                                         鷲見 嘉博


 
 
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