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2012年01月31日

日本海軍の教え

[ 生活に関すること ]

先日、とある研修会で日本人の躾にも繋がる教えとして日本海軍の3つ精神の話を聞いてきました。

一、五分前の心

二、ようそろの心

三、出船の心

1つ目の五分前は、言わずと知れた時間のことですが、諸外国と比べると日本人は時間には真面目で、電車など日本の列車ほど時刻に正確に運行されている国はないということです。
しかし、私もつい、ぎりぎりの時間管理をしてしまいますが、五分前行動を心がけたいと思います。 
二つ目のようそろは、宜しく候(よろしくそうろう)という常に回りに気配り・準備がされた状態(環境)を作り出すということ。
三つ目は、出船つまり出発の準備ができた心持ちのこと。車で言うと分かりやすいのですが、日本人の多くは、車を駐車する際にあとで出発しやすいようにバックして駐車します。
しかし、欧米の多くの国民の場合、そのまま前進で駐車し、出かけるときは一旦バックし、方向転換してから前進するのほとんどだそうです。
動作に継続性を持った行動をとること、これが出船の心であり、止める、出発するという二つの別々の行動として定着している欧米式の行動様式との違いなのかもしれません。
私も日本人としての誇りを胸に、三つの精神を受け継いで実行してゆきたいと思います。

 鷲 見  嘉 博


 
 
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